業務経歴書
大規模プロジェクトがある。
昨今の技術者枯渇のせいか、なかなかフィットする人が見つからない。社員でこなせない量なので外部リソースを求めるのだがこのときに業務経歴書というものが会社間を飛び交うことになる。
業務経歴書も会社の文化というものが如実に反映される。大抵は表形式で、どこどこのプロジェクトにいつからいつまで、どんな役割で、どんなスキルを発揮したという体のものである。私はこんな経歴書を見てもその人の人柄、スキルがあまり想像できなくてつまらない。むしろ文章形式でストーリーだって書いてもらうほうが会いたい気が起こるし、面接も盛り上がると思う。
一度だけそんな業務経歴書をもらったことがある。
大手流通会社の情報子会社で外販もやっているところだった。業務の言葉がたくさん出てきてこれなら安心して任せられるなと思ったものだ。
世のIT技術者のみなさん。
自分の価値を高めるために、業務経歴書から見直したらどうだろうか。
設計製造ソリューション展
来月の関西設計製造ソリューション展でのパートナー会社出展のブースに我が社も一部間借りして出展する。そのテーマタイトルを考えてほしいと昨日突然言われた。期限は翌日の今日。こういうの考えるの好きなんだけど準備期間が欲しかったな。なかなかいいフレーズが浮かばない。今からもう一度寝るか、寝ずに考えるか。
RPAによる事務作業自動化
ここのところRPAに関するニュースをメディアでよく見かけるようになった。
事務作業も自動化進む : 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO20699380S7A900C1EA5000/
昨年からの各社の取り組みが具現化してきたのだろう。いろいろ課題もあると思うが確実に伸びてくる分野だと思う。我が社の戦略も具現化しないといけないな。
サッカー日本W杯出場
スタジアムを歩く選手のTシャツに「9802061014RUSSIA20」の文字。そういえば94年のワールドカップはドーハの悲劇とやらで出られなかったが、その後は連続出場してるんだな。
94年アメリカW杯は私が新婚旅行から帰ってきた頃に始まった。あの頃はW杯は日本国民にとって本当に未知の世界だった。常連となった今となっては隔世の感である。
そして94年は冷夏だった。多分今年よりも。
今日の夜はかなり涼しい。9月になる明日はさらに涼しくなるようである。
結婚指輪と大腸検査
昨日、初めて大腸内視鏡検査を受けた。特に悪いところの疑いがあるわけではない。親父が50歳過ぎの頃、たまたま大腸を診てもらったら小さなポリープがあり、その時に摘出できて良かったという話も聞いていたので、50歳を過ぎたら一度やってもらおうと思っていたからだ。
9時半に丸の内のクリニックに出向き、下剤の飲み方の説明を受ける。1リットルの下剤を4倍に薄めながら2時間かけてゆっくり飲むそうだ。
11時半ごろまでなかなかもよおしてこなかったのであるが、ようやく最初のお通じが。結局13時ごろの6回目のお通じでようやく看護婦さんの合格が出た。
14時になりいよいよ検査。このときに困った問題が起こった。「もしも何かを摘出するときは電気を通すので指輪を外してほしい」といわれたのである。実はこの10年で相当太ったせいか、外れないまま。記憶では12年前の足首骨折時の手術時に外してから左の薬指にはめられたままだ。
看護婦さんが、「よし、何かでカバーをしてしのぎましょう!!任せて!!」と言って、消毒した布を持ってきて薬指の指輪のリングをくるくる巻いていく。これとて指輪と指の隙間が少なくて結構難航したのであるが、無事、指輪カバー作成完了。
「12年前の手術時には外せたんですけどね。。。iPadで『指輪 外せない』で検索してもこれといっていい方法が見つからないんですよね。。」
「へえ。。病院では結局緊急度にもよりますけど最後は指輪を切断するしかないんですよね。。」
「そうか。。指がこれだけ膨らんでしまったから仕方ないですね。。。」
「きっと結婚したころは今よりスマートで”もっと”いい男だったんですね^^」
「いやいやそんなことないですよ」
「指輪が外れなくて奥さん幸せですね^^うらやましいなあ」
「いやいや^^;;」
「すみませんね。。変な話しちゃって。。。」
よく見るとキレイな看護婦さんでちょっと甘い気持になったが、よくよく考えるとこのヒトにも私の肛門を見られるのかもしれないと思うと恥ずかしくなってきた。
この後、すぐに検査室へ。
女医さんだった。看護婦さんもさきほどの看護婦さん含め2名。今から3人の女性に自分の肛門を露出するのかと思うと何とも言えない恥ずかしかさこみあげてきた。
鎮静剤が注入された後、少し恥ずかしい恰好を要求され、内視鏡が挿入される。
意識はあった。でも痛さも無く、恥ずかしさも無い。どうやら悪いところはなさそうだ。それくらいの記憶があるだけで休憩室に運ばれていつしか眠ってしまった。
目が覚めてぼおっとしていると先ほどの指輪カバーを作ってくれた看護婦さんがやってきて「これで終わりです。おつかれさまでした。何も悪いところはなくて摘出は無かったので今日は普通に食事してもらっていいですよ。でも最初は胃がびっくりするので少しずつ食べてくださいね^^」と説明してくれた。そして検査室を後にした。
たまの大腸検査もいいものだ。そして指輪が外れないことでステキなコミュニケーションができた。でも、いつか外さないと困ることもあるだろうから、外し方は研究しておこう。
そんなことを頭に巡らせながらクリニックを後にした。