業務経歴書

大規模プロジェクトがある。

昨今の技術者枯渇のせいか、なかなかフィットする人が見つからない。社員でこなせない量なので外部リソースを求めるのだがこのときに業務経歴書というものが会社間を飛び交うことになる。

業務経歴書も会社の文化というものが如実に反映される。大抵は表形式で、どこどこのプロジェクトにいつからいつまで、どんな役割で、どんなスキルを発揮したという体のものである。私はこんな経歴書を見てもその人の人柄、スキルがあまり想像できなくてつまらない。むしろ文章形式でストーリーだって書いてもらうほうが会いたい気が起こるし、面接も盛り上がると思う。

一度だけそんな業務経歴書をもらったことがある。

大手流通会社の情報子会社で外販もやっているところだった。業務の言葉がたくさん出てきてこれなら安心して任せられるなと思ったものだ。

世のIT技術者のみなさん。

自分の価値を高めるために、業務経歴書から見直したらどうだろうか。